新しい機能を覚えると、すぐ仕事で使ってみたくなりますよね。
「せっかく勉強したんだから、使わないともったいない」と感じる人も多いと思います。

でも実は、便利な機能ほど、使いどころを間違えると作業が遅くなることがあります。
IT学習やリスキリングで大事なのは、機能を覚えることだけではなく、「いつ使うか」「いつ使わないか」を判断できるようになることです。

便利機能は、いつでも便利とは限らない

新しいツールや機能を覚えると、つい何でもそれで解決したくなります。

たとえば、資料作成で新しい自動化機能を覚えたとします。
何度も作る資料なら、自動化することで時間短縮につながります。

一方で、1回だけ作る小さな資料ならどうでしょうか。
設定に時間をかけるより、手で直した方が早い場合もあります。

つまり、機能そのものが悪いわけではありません。
問題は、その機能を使う場面が合っているかどうかです。

「使える」より「選べる」が実務力になる

IT学習では、どうしても「この機能を使えるようになった」という達成感に目が向きやすくなります。

もちろん、使える機能が増えるのは良いことです。
ただ、実際の仕事では、それ以上に「今この場面で使うべきか」を考える力が大切です。

便利機能を使う前に、次の3つを確認してみてください。

  • 何回も繰り返す作業か
  • ミスを減らしたい作業か
  • 他の人に引き継ぐ作業か

この3つに当てはまるなら、機能を使う価値が高いかもしれません。
逆に、単発で小さい作業なら、あえて使わない判断も十分に正解です。

使わない判断は、サボりではない

「覚えたのに使わない」と聞くと、少しもったいなく感じるかもしれません。

でも、仕事の目的は新機能を披露することではなく、必要な成果を出すことです。
短く終わる作業に大きな仕組みを入れてしまうと、かえって遠回りになります。

使わない判断ができるということは、機能に振り回されていないということです。
これは、学んだ知識が実務判断に変わっている証拠でもあります。

今日からできる学習メモ

新しい機能を覚えたら、使い方だけでなく、次の2つも一緒にメモしておくのがおすすめです。

  • どんな場面で使うと効果があるか
  • どんな場面では使わない方がよいか

このメモを残しておくと、次に似た作業をするときに判断しやすくなります。
ただ知識を増やすだけでなく、仕事で使える形に変わっていきます。

まとめ

便利機能は、覚えたらすぐ使えばよいというものではありません。
大事なのは、仕事の内容に合わせて「使う場面」と「使わない場面」を選ぶことです。

新しい機能を学んだら、まずは「これは何回もやる作業に使えるか?」と考えてみてください。
その小さな判断が、学習をただの知識ではなく、実務で使える力に変えてくれます。


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