AIへの質問が伝わらないときは、文章より画面を見せてみよう

IT学習・リスキリング

設定画面やエラー画面で操作が止まったとき、AIにどう説明すればよいか分からなくなることはありませんか。

「うまくいきません」と送っても、欲しい答えが返ってこない。かといって、画面の状態を長い文章にするのも大変です。

そんなときは、文章だけで伝えようとせず、画像に対応したAIへ画面を見せる方法があります。

分からない状況を文章にするのは難しい

ITやAIの学習中は、「何が分からないのか、自分でも分からない」という状態がよくあります。

たとえば設定画面で止まった場合、初心者には次のような判断が難しいものです。

  • どの項目が問題なのか
  • 何を確認すればよいのか
  • どの情報をAIへ伝えればよいのか
  • どの言葉で検索すればよいのか

知識が足りないから説明できないのではありません。画面に表示されている情報を、適切な言葉へ変換すること自体が難しいのです。

画面を見せる前に個人情報を確認する

画面の画像をAIへ送る場合は、最初に個人情報や機密情報が映っていないか確認しましょう。

特に注意したいのは、次のような情報です。

  • 氏名やメールアドレス
  • 会社名や顧客名
  • ファイル名やフォルダー名
  • APIキーやパスワード
  • 社内システムのURL
  • 公開していない業務情報

必要な部分だけを切り抜いたり、該当箇所を塗りつぶしたりしてから送ると安心です。

なお、画像の添付や画面共有に対応しているかは、利用するAIやプランによって異なります。

「次に見る場所」を一つだけ聞く

安全を確認したら、画像と一緒に次のように質問します。

この画面で、次に見る設定項目を1つだけ教えてください。

ポイントは、最初からすべての手順を聞かないことです。

回答範囲を一つに絞ると、長い説明を一度に読む必要がありません。まず一か所を確認し、その結果に応じて次の質問へ進められます。

AIの回答が正しいとは限らないため、設定を変更する前に、回答が現在の画面や利用中のサービスに合っているかも確認しましょう。

文章より画面が向いている場面もある

文章での質問が悪いわけではありません。

ただし、設定項目の位置やエラーメッセージなど、見た目が重要な問題は、文章だけでは状況を正確に伝えにくいことがあります。

そのような場面では、

  1. 個人情報を隠す
  2. 必要な範囲だけ画面を見せる
  3. 次に確認する場所を一つだけ聞く

という順番が使えます。

この方法なら、質問文を考えるところで止まりにくくなり、問題の場所を少しずつ絞り込めます。

まとめ

AIやITの操作で詰まったとき、状況を無理に長文へ変換する必要はありません。

まず個人情報を隠した画面を用意し、「次に見る設定項目を1つだけ教えてください」と聞いてみましょう。

覚えておきたい判断基準は、次の一文です。

文章で伝えにくいときは、情報を隠した画面と、次の一手。

説明できないことを学習の失敗だと思わず、状況に合った質問方法を選ぶところから始めてみてください。

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