会議後の「言った・言わない」を防ぐ方法|決定事項を一文で残そう

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会議では全員が納得していたはずなのに、実装を始めたあとで「そんな仕様でしたっけ?」と言われた経験はないでしょうか。

誰かが聞いていなかったとは限りません。同じ会議に参加していても、人によって記憶している内容や重要だと感じた部分は異なります。こうした認識ズレを減らすには、会議後の小さなひと手間が有効です。

口頭だけの仕様は認識がズレやすい

会議で決まった内容を口頭のままにすると、参加者それぞれの記憶に頼ることになります。

例えば、検索機能について話し合ったとします。ある人は「部分一致で検索できる」と理解し、別の人は「完全一致で進める」と思っているかもしれません。

そのまま実装を始めると、完成後に次のような会話が起こります。

「部分一致にする話でしたよね?」

「完全一致だと思っていました」

この段階で認識ズレが見つかると、修正や再テストが必要になります。問題は技術力ではなく、決定内容がチームの共通認識になっていなかったことです。

会議後に決定事項を一文で残す

認識ズレを減らすために、会議後は決定事項をチャットやメールへ一文で残してみましょう。

そのまま使える形は、次のとおりです。

今回の会議の決定は、〇〇で進める認識です。

検索機能の例なら、次のように書けます。

今回の会議の決定は、検索条件を部分一致で進める認識です。

長い議事録を作る必要はありません。まずは、実装や作業に直接影響する決定事項を一文にするだけでも効果があります。

実装前に修正できることが大きなメリット

文章を送った時点で認識が違っていれば、ほかの参加者から訂正してもらえます。

実装後に「違いました」と言われるよりも、作業を始める前に修正できたほうが手戻りは小さくなります。また、後日確認が必要になったときも、チャットやメールを見れば当時の認識を振り返れます。

ただし、一文を送っただけで正式な仕様書になるとは限りません。重要な仕様変更では、チームのルールに従って設計書やチケットも更新しましょう。

決定事項と検討中の内容を分ける

会議では、決定したことだけでなく、まだ検討中の案も話題になります。両者が混ざると、別の認識ズレが起こります。

会議後のメッセージでは、最低限次の2つを分けると分かりやすくなります。

  • 決定したこと
  • まだ確認が必要なこと

すべてを詳しくまとめるより、「何が決まり、何が未決定なのか」を明確にすることが大切です。

まとめ

口頭で伝えた内容は、人によって記憶の残り方が異なります。会議後の「言った・言わない」を減らすには、決定事項を文字にして共有することが重要です。

まずは次回の会議後に、次の一文を送ってみてください。

今回の会議の決定は、〇〇で進める認識です。

短い一文でも、認識ズレを実装前に見つけるきっかけになります。記憶だけに頼らず、チームで確認できる形を残すところから始めてみましょう。

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