ChatGPTにPCの操作履歴を見せても大丈夫?便利な「Computer History」を使う前の注意点

セキュリティ・情報管理

休み明けに仕事を再開したとき、「前回はどこまで進めたっけ?」と困った経験はありませんか?

Mac版ChatGPTの「Computer History」は、最近の操作履歴をもとに作業を振り返りやすくする機能です。便利な一方で、仕事で使うなら「何を見せないか」を先に決めておく必要があります。

Computer Historyで何が便利になる?

Computer Historyを利用すると、ChatGPTが対象アプリでの操作履歴を参照し、過去の作業を振り返る手助けをしてくれます。

たとえば、休み明けに「昨日の作業はどこまで進んでいた?」と確認できれば、ファイルやメモを一つずつ探す手間を減らせるかもしれません。複数の仕事を並行している人にとっては、作業を再開するきっかけとして役立ちそうです。

画面をずっと録画する機能ではない

「PCの履歴を使う」と聞くと、画面や音声が常に録画されるイメージを持つかもしれません。

Computer Historyでは、スクリーンショットや音声そのものを記録するのではなく、対象アプリで行ったクリックや入力文字などの操作情報が履歴に利用されます。

ただし、画面録画ではないからといって、何も気にせず使ってよいわけではありません。入力した内容に顧客情報や社内情報が含まれていれば、情報管理の観点から慎重な判断が必要です。

便利にする前に「見せないアプリ」を決める

仕事用のPCには、AIの履歴に含めたくない情報を扱うアプリもあります。

たとえば、次のようなアプリです。

  • 顧客情報を管理するアプリ
  • パスワード管理アプリ
  • 社内チャットやメール
  • 契約書や人事情報を扱うツール
  • 私用のメッセージアプリ

Computer Historyを有効にするなら、最初に対象アプリを確認し、見せたくないアプリを除外しておきましょう。

会社のPCで利用する場合は、個人の判断だけで設定せず、社内のセキュリティルールやAI利用方針を確認することも大切です。

AIに覚えさせる範囲は自分で決める

AIが仕事の流れを覚えてくれれば、毎回ゼロから状況を説明する負担は減ります。しかし、情報を多く渡すほど便利になるからといって、すべてを記録対象にする必要はありません。

まず「AIに見せてもよい場所」と「見せない場所」を分ける。そのうえで、必要な範囲だけ利用するのが現実的です。

なお、利用できるOS・地域・プランや保存仕様などは変更される可能性があります。実際に設定する際は、ChatGPTの最新の案内も確認してください。

まとめ

Computer Historyは、過去の作業を振り返り、仕事を再開しやすくする便利な機能です。一方、仕事で使う場合は、顧客情報や社内情報を扱うアプリへの配慮が欠かせません。

AIに覚えさせる前に、まずは「見せない場所」を決める。便利な設定を試す前に、除外設定から確認してみましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました