会議が終わったあとに、「あれも聞いておけばよかった」と気づいた経験はありませんか?
確認のメールを送ったり、もう一度関係者に聞いたりすると、小さな聞き漏れでも意外と手間がかかります。そこで役立つのが、会議前にAIで質問リストを作る方法です。
AIを会議後だけに使っていませんか?
会議でAIを使うと聞くと、議事録の作成や会話の要約を思い浮かべる人が多いかもしれません。
もちろん、会議後の情報整理にもAIは便利です。しかし、聞けなかった内容は議事録にも残りません。
そのため、AIは会議が終わってからではなく、会議が始まる前にも使うと効果的です。
会議前に「確認すべき質問」を作る
打ち合わせ資料や議題を確認しながら、AIに次のように依頼します。
この会議で確認すべき質問を、重要な順に5つ出してください。
少し具体的にしたい場合は、次のような依頼でもよいでしょう。
この資料をもとに、会議で確認すべき質問を5つ作ってください。特に、担当者、期限、決定が必要な内容、曖昧な条件を確認してください。
AIに質問を考えてもらうことで、自分だけでは見落としていた確認事項に気づきやすくなります。
質問リストで確認したい内容
たとえば、次のような点が曖昧になっていないか確認できます。
- 誰が担当するのか
- いつまでに対応するのか
- この会議で何を決めるのか
- 条件や対象範囲は明確か
- 次に行う作業は何か
すべてを会議中に質問する必要はありません。AIが作った候補を見て、本当に必要な質問だけを選ぶのがポイントです。
AIの出力をそのまま使うのではなく、「この会議で確認しなければ、あとで困ることは何か」という基準で絞り込みましょう。
会議後の手戻りを減らしやすくなる
質問を準備してから会議に参加すると、次のような手戻りを減らしやすくなります。
- 会議後に追加の確認メールを送る
- 認識の違いが見つかり、作業をやり直す
- 担当者や期限が決まっておらず、仕事が止まる
- 曖昧な依頼のまま作業を始めてしまう
会議時間を短くすることだけが効率化ではありません。会議後に発生する確認ややり直しを減らすことも、大切な仕事の効率化です。
社内資料を扱うときの注意点
会議資料をAIへ入力する前に、勤務先のAI利用ルールを確認してください。
顧客名、個人情報、金額、契約内容、未公開情報などが含まれている場合は、そのまま外部のAIサービスへ入力しないよう注意が必要です。
資料を直接入力できない場合は、機密情報を除いた概要や議題だけを使って質問候補を作る方法もあります。
まとめ
AIは、会議後の議事録作成だけでなく、会議前の質問準備にも活用できます。
次の会議では、資料や議題を確認しながら、AIに「確認すべき質問を重要な順に5つ出してください」と頼んでみてください。
会議前に質問を用意する小さな習慣が、聞き漏れや追加確認、認識のズレを減らす助けになります。


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