エラーや不明点で作業が止まったとき、「もう少し自分で調べてから相談しよう」と思ったことはありませんか。
若手SEほど、相談することを「迷惑かも」「できない人と思われるかも」と感じやすいものです。
ただ、現場では相談そのものよりも、止まっている状況が周りに見えないことの方が困られる場合があります。
大事なのは、完璧に解決してから報告することではなく、早めに状況を共有することです。
相談が遅れると、周りも動きにくくなる
作業中にエラーが出て、検索して、試して、また検索して……。
気づいたら3時間たっていた、という経験はIT現場では珍しくありません。
もちろん、自分で調べる姿勢は大切です。
ただし、長時間止まっていることが誰にも伝わっていないと、チーム全体の判断が遅れやすくなります。
たとえば夕方になってから、
「実は朝からこのエラーで止まっています」
と分かると、先輩や上司はそこから状況確認を始める必要があります。
もっと早く分かっていれば、作業の優先順位を変えたり、別の人に確認を頼んだりできたかもしれません。
つまり、早めの共有は「自分のため」だけでなく、「チームが動きやすくなるため」の行動でもあります。
「相談」ではなく「状況共有」と考える
若手SEが相談しづらい理由の一つに、「丸投げだと思われたくない」という不安があります。
そこで意識したいのが、相談ではなく「状況共有」として伝えることです。
状況共有とは、今どこで止まっていて、何を確認済みで、次に何を相談したいのかを短く伝えることです。
たとえば、次の3行だけでも十分です。
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このエラーで止まっています。 ここまでは確認しました。 次に何を見るべきか相談したいです。
この形で伝えると、ただ「分かりません」と言うよりも、相手がかなり助けやすくなります。
信頼されるのは、全部ひとりで直す人だけではない
若手のうちは、「自分で全部解決できる人が評価される」と思いがちです。
もちろん、自走力は大切です。
ただ、実際の現場では、すべてをひとりで抱え込むよりも、止まりそうなタイミングで早めに共有できる人の方が信頼されやすい場面があります。
なぜなら、仕事は個人戦ではなくチーム戦だからです。
早めに共有できる人は、周りが次の判断をしやすくなります。
手戻りも減り、問題が大きくなる前に対処しやすくなります。
これは「弱さ」ではなく、仕事を前に進めるための大事なスキルです。
今日から使える共有の型
作業で詰まったときは、いきなり長文で説明しようとしなくて大丈夫です。
まずは次の3点を短くまとめてみましょう。
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1. 何で止まっているか 2. どこまで確認したか 3. 何を相談したいか
たとえば、チャットではこのように送れます。
チャットに追加
〇〇のエラーで止まっています。 公式ドキュメントと過去ログは確認しましたが、原因が絞れていません。 次に見るべき箇所について相談したいです。
このくらいで十分です。
完璧な説明を作ろうとして、さらに時間を使いすぎる必要はありません。
まとめ
若手SEが信頼されるために大切なのは、何でもひとりで解決することだけではありません。
止まりそうなときに、早めに状況を共有できることも大切です。
作業で詰まったら、まずはこの3行を意識してみてください。
何で止まっているか
どこまで確認したか
何を相談したいか
検索タブを20枚開く前に、3行だけ共有する。
それだけでも、周りは助けやすくなり、自分も仕事を前に進めやすくなります。

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