仕事で「これ、いつまでにできますか?」と聞かれたとき、つい「1日でできます」と短めに答えてしまうことはありませんか。
その場では評価されそうに見えても、あとから確認待ちや修正が出て、結局苦しくなることがあります。
特にSEやIT現場では、作業そのものよりも「確認」「レビュー」「差し戻し」に時間がかかる場面も少なくありません。
大事なのは、早く見せることよりも、崩れにくい約束を作ることです。
見積もりが苦しくなる原因
見積もりが甘くなる一番の原因は、「作業時間だけ」で考えてしまうことです。
たとえば、自分の中では作業が半日で終わると思っていても、実際の仕事には次のような時間が含まれます。
- 上司や担当者の確認待ち
- レビュー後の修正
- 仕様や内容の再確認
- 他の人からの返信待ち
- 想定外の差し戻し
つまり、仕事は「作る時間」だけでは終わりません。
完成までには、確認される時間や直す時間も含まれます。
短い見積もりが信頼につながるとは限らない
「早くできます」と言うと、やる気があるように見えるかもしれません。
でも、あとから遅れると、相手には「最初の見積もりが甘かった」と見えてしまいます。
本人としては頑張っていても、伝え方ひとつで信頼を削ってしまうことがあります。
見積もりで大事なのは、短く言うことではありません。
相手が予定を立てやすいように、現実的に伝えることです。
使いやすい伝え方の例
おすすめは、見積もりを分けて伝えることです。
たとえば、次のように言います。
「作業は半日ほどです。確認待ちで半日見ています。修正が出る可能性もあるので、完了は明日夕方で見ています。」
この言い方なら、ただ長めに言っているのではなく、何に時間がかかるのかが伝わります。
相手から見ても、「ちゃんと考えて見積もっている」と感じやすくなります。
見積もりは早さアピールではなく約束の設計
見積もりは、自分の速さを見せるためのものではありません。
相手と無理なく約束するためのものです。
特に仕事では、自分だけで完結しない作業が多くあります。
確認する人、レビューする人、返事を待つ時間。そうしたものを含めて考えると、納期のヒヤヒヤはかなり減らせます。
まとめ
「すぐできます」と言う前に、一度だけ作業を分解してみましょう。
見るポイントはこの3つです。
- 実際に手を動かす時間
- 誰かの確認を待つ時間
- 修正が出たときの余裕
今日からは、見積もりに「確認時間」を入れる。
それだけでも、あとから苦しくなる場面を減らしやすくなります。


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